医院名:兒玉医院 住所:〒270-0026千葉県松戸市三ヶ月1543番地 
電話番号:047-345-6971
2024.04.08

子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種について

皆さんは、子宮頸がんワクチンに対するキャッチアップ接種をご存知でしょうか?

子宮頸がんは、若い世代の女性が多く罹患するがんです。日本では毎年約1万人もの女性が新たに子宮頸がんと診断され、約2,900人が子宮頸がんによって亡くなっています。また、女性の「出産年齢」と子宮頸がんの「発症年齢」は2030歳代と重なります。前癌状態や早期がんの段階で発見すれば治癒が望めるがんですが、初期の子宮頸がんにはほとんど自覚症状がないので、20歳になったら定期的ながん検診を受診することを強くお勧めします!

そんな子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマ ウイルス(HPV)の感染であることが分かっているので、ワクチン接種によってウイルス感染を防ぐことができれば、発症を予防し撲滅できるがんの一つといえます。ワクチン接種には定期接種(法に基づき、国や自治体が主体なので助成あり)と任意接種(希望者が自費で行う)がありますが、HPVワクチンは定期接種のワクチンです。現状の日本では小学校6年生~高校1年生相当の女子は、公費(自己負担無し)で接種することができます。

しかし、HPVワクチン接種後に、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が見られたことから、平成256月から令和3年後まで積極的勧奨を差し控えていた期間があります。さらに誤情報を検証無しにマスコミが過剰報道し、世間や国をミスリードしたことは否めません。

その間、HPVワクチンの有効性及び安全性に関する評価や、最新の医学的知見から、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、令和4年度から積極的勧奨が再開されました。そこで、国はHPVワクチンの積極的勧奨を差し控えによって接種機会を逃した方(1997年(平成9年)4月2日~2007年(平成19年)4月1日生まれの女性(おおよそ17~27歳の方))に対して、公的な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて公費で接種(キャッチアップ)を行うことになりました。なぜ国はミスリードしていておいて時限的措置とするのか、疑問が残りますが、これがHPVワクチンのキャッチアップ接種です。時限的とは、2025年(令和7年)3月31日までとなっています。接種は合計3回で、完了までに約6か月かかるので、キャッチアップ接種を全額公費で行うためには、逆算して2024年(令和6年)9月末までにワクチン接種を開始しなければなりません。

HPVワクチンのキャッチアップ接種は、主に小児科や婦人科で行われておりますが、対象者への周知が足りず、全然進んでいません。われわれ、かかりつけ医は、標榜科の垣根を越えてでも、一人でも多くの対象者に「子宮頸がん」と「HPVワクチン」を知ってもらい、公費のうちにキャッチアップ接種を完了してもらいたいと切に思っています。兒玉医院でも、令和6年4月から遅ればせながらHPVワクチンのキャッチアップ接種に名乗りを上げました。あと半年しかありません。この時限的措置の期間を過ぎてしまうと、任意接種となってしまうので、お勧めする9価HPVワクチン(標品名:シルガード9)を接種するためには、約10万円の自己負担金が必要になってしまいます。17~27歳の女性で、まだHPVワクチン接種をお済ではない方は、是非キャッチアップ接種をご検討いただき、お急ぎください!なお、松戸市の場合、予防接種番号の発行事前手続きと、接種時に母子手帳の持参がキャッチアップ接種助成の必要条件になりますので、ご確認ください。

詳細は松戸市子育て情報サイトをご参照ください。:ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種 まつどDE子育て|松戸市 (city.matsudo.chiba.jp)

 

2024.04.05

胸部レントゲン検査にAIを導入致しました

当院では年間514件(令和5年度集計)の肺がん検診を行っております。松戸市の肺がん検診は、先ずは胸部レントゲン検査を行いその医療機関の医師が一次読影した後、画像データを医師会に提出し、呼吸器科の先生が再度二次読影するというダブルチェックで異常陰影を評価し、精密検査が必要と判断された場合、高次医療機関で胸部CT検査による精密検査を行う対策型のがん検診です。そこで、当院では上記一次読影にAIArtificial intelligence:人工知能)による画像診断支援ソフトウェアを導入することで、AIが客観的に異常陰影を瞬時に指摘してくれるので、従来どおりの人間による主観的診断能を高めることが期待できます。つまり、当院で肺がん検診を行うということは、通常の自己負担金(0~400円)で胸部レントゲン検査を二名の医師とAIがトリプルチェックすることを意味します。どうぞご利用ください。https://www.konicaminolta.jp/healthcare/imaging_service/cxrfinding-i.html

2024.03.16

帯状疱疹ワクチン接種 助成のお知らせ(松戸市)

令和6年4月1日より表記が開始される予定なので、一足早くお知らせ致します。助成対象は松戸市に住民登録がある方で、かつ満50歳以上の方です。助成内容はシングリックス(新規の帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン))5,000円/回(2回まで)、及びビゲン(従来の水痘ワクチン(生ワクチン))2,000円/回となります。

当院では、両方ともに接種可能ですが、接種を希望で来院された方を対象に、発症予防効果・長期予防効果ともに高いシングリックスを以前から積極的に接種してまいりました(他社インターネットサイト『帯状疱疹.jp』参照→外部サイトの病院検索で「兒玉医院」)。しかし、シングリックスはワクチン代が高額(2回で合計約50,000円(自費))なのが欠点でした。

帯状疱疹は80歳以上の方の3人に一人の確率で罹患するといわれており、初期診断や治療が遅れると帯状疱疹後神経痛といってひどい後遺症に悩まされる方も少なくありません。助成期限は今のところありませんが、これを機会に接種をご検討ください。

なお、詳細は松戸市の各種広報媒体(松戸市ホームページ、広報まつど、SNS、ポスター等)をご参照ください。

2024.02.13

当院での大腸カメラと大腸ポリープ切除の実績についてホームページを追加しました!

詳細は「大腸カメラ」か「大腸ポリープ」のページをご参照ください。

2024.02.05

過去5年間(令和1~5年)の診療実績を公表しています。

2023年(令和5年)内視鏡検査、日帰り手術の診療実績をまとめました。過去5年間の診療実績はホームページの胃カメラ、大腸カメラ、粉瘤、巻き爪、医院紹介からご覧になれます。以下に、令和5年の診療実績を抜粋します。

  1. 内視鏡検査総数 1213件(胃カメラ771件・大腸カメラ442件)
  2. 日帰り大腸ポリープ切除術 164
  3. 日帰り外科手術総数 254件(粉瘤手術(切開・切除含む)150件、陥入爪 60件、肛門外科 29件、他)

(新松戸中央総合病院で短期入院手術を肛門外科手術50件執刀)

当院の検査、手術は全て消化器内視鏡学会専門医、大腸肛門病学会専門医(臨床肛門病学会技術認定医)、外科専門医、消化器外科専門医である院長一人で行っていますので、1日に行われる検査数・手術数には限度がありますが、常にハイレベルな診療を心掛けております。

2023.11.13

日本大腸肛門病学会学術講演会で発表しました。

 

令和5年11月10日~11日に熊本で開催された日本大腸肛門病学会学術集会で発表しました。ワークショップ『コロナが大腸肛門診療にもたらした影響』で全国のクリニックを代表して「専門医を有するかかりつけ医としての役割」について発表しました。

2023.11.13

令和5~6年 年末年始休診のお知らせ

令和5年の診療終了は12月27日(水)まで、令和6年の診療開始は1月5日(金)からとなります。令和5年12月28日~令和6年1月4日は休診となりますので、ご了承ください。

2023.10.28

11/10 院長不在のため、外科・肛門科臨時休診と、診療時間変更のお知らせ

11月10日は、院長が学会発表のため不在となり、外科・肛門科が臨時休診となります。なお、内科診察は小田 彩先生の診察は通常通り行いますが、最終受付時間を16時30分までと致します。なお、当日は大変混み合うことが予想されますので、お時間に余裕をもってご来院いただきますようお願いいたします。ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご了承くださいますよう宜しくお願い致します。

2023.10.23

10/27(金) 最終受付時間変更のお知らせ(臨時)

令和5年10月27日の診療時間ですが、急用のため最終受付時間を通常の17:30からその日だけ17:00に短縮致します。受付時間を過ぎてご来院された場合は、恐れ入りますが、他院の救急外来を受診するか翌日以降の診察をご案内することになります。ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。

2023.09.15

新型コロナワクチン 令和5年秋 追加接種のお知らせ

兒玉医院では、令和5年9月20日より、火曜日と水曜日の午後に新型コロナワクチン接種(個別接種)を再開します。松戸市が管理した予約制になっておりますので、当院にお問い合わせされても新たな予約や変更はできません。今回使用のワクチンはオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(ファイザー製)です。接種対象者は初回接種を終了した生後6か月以上の全ての方です(当院は18歳以上の成人が対象)。前回接種から少なくとも3か月以上の接種間隔が必要ですので、ご注意ください。

2023.09.15

2023年 インフルエンザワクチン接種のお知らせ

2023年10月2日(月)よりインフルエンザワクチン接種(随時受付、予約不要)を下記の日時に行います。当院では新型コロナウイルスワクチン接種(松戸市管理の予約制)を火曜日と水曜日の午後に行っており、誤接種を防ぐ目的で、火曜日と水曜日の午後はインフルエンザワクチン接種はお断り致します(同時接種の場合は、火・水午後も対応可)。インフルエンザワクチンは、受注分が無くなり次第終了しますので、お早めに接種することをお勧めします。
【接種日・時間】午前:月・火・水・金・土 8:30~11:30、午後:月・金:14:00~17:30、土:13:00~14:30
【費用】一般:4,000円(2回目:3,000円※当院受診歴のある6~13歳未満の方)、松戸市在住の高齢者(65歳以上)の方:1,000円
※新型コロナワクチンと同時接種も可能です。

2023.07.25

令和5年 夏季休暇のお知らせ

兒玉医院は、令和5年7月31日から8月5日まで夏季休暇と致します。診療は8月7日からとなりますので、ご理解の程、宜しくお願い致します。

2023.06.01

祝 開院41周年!

兒玉医院は、本日、令和5年6月1日、お陰様で開院41周年を迎えることかできました。猛威をふるった新型コロナウイルス感染症は新しいフェーズに入りましたが、重症化リスクのある方々には現在も5回目、6回目の追加ワクチン接種を継続して行っています。

今後も地域のかかりつけ医として、また消化器・肛門疾患や内視鏡・日帰り手術の専門施設として皆様に愛される医療機関を目指し精進致しますので、何卒宜しくお願い致します。

兒玉医院スタッフ一同

2022.09.18

オミクロン株対応新型コロナワクチン接種を始めます!

兒玉医院は令和4年10月4日からオミクロン株対応新型コロナワクチン(BA.1 2価:ファイザー)の個別接種を開始します。接種対象者や接種券配布・予約開始時期の詳細については、松戸市のホームページ、健康医療都市松戸https://www.city.matsudo.chiba.jp/iryoutoshi/corona_vaccine/about/oshirase/omikurontaiouwakutin.htmlをご参照ください。兒玉医院では18歳以上、3回目・4回目のコロナワクチン未接種者が対象で、火曜日・水曜日の午後3時~9人、午後4時~9人で接種を行います。予約は医療機関では行っておりませんので病院には予約の問い合わせしないでください。詳しくは市予約サイトhttps://matsudo.vaccine-revn.jp/auth/loginもしくは、コールセンター(0120-684-389)にお問い合わせください。なお、インフルエンザワクチン(任意接種なので有料です)と同時接種も可能ですので、ご希望の際は受付で申し出てください。なお、インフルエンザワクチンは予約制ではありません。

 

2022.09.17

2022年インフルエンザワクチン接種のご案内

2022年10月3日(月)よりインフルエンザワクチン接種(随時)を始めます。当院では、並行してオミクロン株対応の新型コロナウイルスワクチン接種(予約制)も行っておりますので、同時接種以外は火曜日と水曜日の午後はインフルエンザワクチン接種はお断り致します。受注分が無くなり次第終了しますので、お早めに接種することをお勧めします。
【接種日・時間】午前:月・火・水・金・土 8:30~11:30、午後:月・金:14:00~17:30、土:13:00~15:30
【費用】一般:3,600円(2回目:2,600円※当院受診歴のある6~13歳未満の方)、松戸市在住の高齢者(65歳以上)の方:1,000円、松戸市保育所職員等の方:2,600円(1,000円助成券使用)
※新型コロナワクチンと同時接種も可能です。

2022.07.05

WEB予約の確認通知やリマインド通知がLINEで受け取れます!

WEB予約とLINE公式アカウントが連携したので、これまでWEB予約の通知やリマインドがメールだけでしたが、7月1日からLINEで通知を受けることができるようになりました。今後、兒玉医院のLINE公式アカウントにもタイムリーな最新情報をアップロードしますので、WEB予約の際は、LINEの友達登録も忘れずにお願いいたします!

2022.07.04

4回目の新型コロナウイルスワクチン個別接種が始まります!

兒玉医院では、7月5日より4回目(一部、3回目含む)の新型コロナウイルスワクチン接種が始まります。4回目接種は、①60歳以上の高齢者(努力義務)と②18歳以上~59歳の基礎疾患がある方(接種勧奨)が対象です。①の方は、松戸市がマッチングした接種施設と接種日が印字された接種券が配布されており配布された方全員が接種対象ですが、18歳以上~59歳の方は、接種券が配布されていても接種対象とは限りません。国が定めた既往や重症化リスクに関連した基礎疾患がある方が対象になりますので、ご自身で4回目接種の対象となるか確認が必要です(4回目(60歳未満 基礎疾患))。不明な点等ございましたら、健康医療都市まつどのホームページをご参照ください。https://www.city.matsudo.chiba.jp/iryoutoshi/corona_vaccine/detail/yonkaimesesshu.html

2022.06.16

夏期休暇のお知らせ

兒玉医院は、令和4年8月7日~14日まで(8/8~8/10,8/12,13 休診)夏期休暇を取らせて頂きます。ご迷惑をお掛け致しますが、ご了承ください。

2022.06.01

祝 開院40周年❗

兒玉医院は、本日、令和4年6月1日をもちまして開院40周年を迎えることができました。これもひとえにご来院いただいた患者様や関係者の皆様のお蔭と心より感謝を申し上げます。これからも地域の皆様に貢献できるようにスタッフ一同精一杯精進致しますので、何卒宜しくお願い致します。

令和4年6月1日
兒玉医院

2022.01.31

新型コロナウイルスワクチン(3回目)について

令和4年2月1日より新型コロナウイルスワクチン(3回目のみ)の個別接種を再開します。2~3月は、65歳以上の高齢者の方が優先となります。
松戸市のワクチン予約センター(サイト含む)で2回目のワクチン接種を予約し、当院で接種が行われた高齢者の方は、マッチングといって、あらかじめ接種会場が兒玉医院で、ワクチン接種の日程が印字された接種券が市から配送されておりますので、予約は不要です。必要書類を持参し、直接接種日当日にご来院ください。また、上記以外の方、つまり、配送された接種券に接種会場や接種予定日の印字がない方で、3回目の新型コロナウイルスワクチンをご希望する場合は、従来どおり松戸市のワクチン予約センター(サイト含む)で予約をお願いします。当院ではコロナワクチンの予約は受け付けておりませんので、予めご了承ください。

2022.01.27

休診(臨時)のお知らせ

①小田 彩医師は、一身上の都合で2月1日、2月2日の診療を休診致します。代診は、小田 晃弘医師が行いますが、検査や手術等でお待たせしてしまう可能性があります。

②小田 晃弘医師は、一身上の都合で2月9日の診療を午後3時以降休診致します。内科系の代診は、小田 彩医師が行いますが、午後3時以降の外科系の診療はお断りするか他院をご紹介することになります。

ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承下さるよう宜しくお願い致します。

2021.10.31

年末年始の休診のお知らせ

兒玉医院は2021年12月29日(水)から2022年1月3日(月)まで休診致します。
何卒宜しくお願い致します。

2021.10.19

新型コロナウイルスワクチン個別接種(延べ1862回接種!)一旦休止へ

兒玉医院では、市の要請を受け2021年5月中旬から新型コロナウイルスワクチンの個別接種を行ってまいりましたが、市の方針転換を受け、10月末をもちまして一旦休止することになりました。
開始当初は、扱いが困難で未知なことが多いワクチンだったため、様々な不安がありましたが、ワクチンによる効果を確信し、これまで継続してまいりました。幸い重大な副反応は経験することはなく、10月19日現在、延べ1862回(1回目 936人、2回目 926人)のワクチン接種を兒玉医院で行いました。一般診療中の限られた時間とわずかなワクチン供給のなか、私たち医療スタッフは地域医療に貢献しようとベストを尽くしてまいりました。ようやく第5波が落ち着き、予約無しで接種可能な集団接種会場開設など選択肢も増えたので、新型コロナウイルスワクチンの当院での個別接種の役目は終えたと判断し、10月30日で一旦休止致します。接種を希望し、まだお済みになっておられない方は、松戸の新型コロナワクチン接種担当窓口にお問い合わせくださるようお願いいたします。今後も感染予防策を継続し、第6波に備え健康を維持しましょう!

2021.10.19

2021年インフルエンザワクチン接種のご案内(変更)

前回、インフルエンザワクチン接種のお知らせをしましたが、コロナワクチン接種(個別接種)が10月末で休止することになったので、接種時間を下記のように変更致しました。
【対象者】
10/25(月)~ 松戸市在住の65歳以上の方
11/15(月)~ 任意接種の方(6歳以上)※小学生は当院に受診歴のある方のみ
【接種時間】
◎10/25~10/30
金曜日以外 午前中のみ(8:30~11:30)
金曜日のみ 午前(8:30~11:30)/午後(14:00~17:00 ※10/30は13:00~15:00)
◎11/1~
土曜日以外 午前(8:30~11:30)/午後(14:00~17:00)
土曜日   午前(8:30~11:30)/午後(13:00~15:00)

【費用】
松戸市在住の65歳以上の方¥1,000、任意接種の方¥3,600(2回目¥2,600※13歳未満)
※新型コロナワクチン接種から2週間以上の間隔をあけないと、インフルエンザワクチン接種はできません。
※ワクチンが無くなり次第、終了となります。今年はワクチンの供給が限られておりますので、ご留意ください。

2021.10.11

2021年インフルエンザワクチン接種のご案内

2021年10月25日よりインフルエンザワクチン接種を始めます。当院では、並行して新型コロナウイルスワクチン接種も行っておりますので、対象者の接種に対して時間の制限を設けましたので、ご了承ください。
【対象者】
10/25(月)~ 松戸市在住の65歳以上の方
11/15(月)~ 任意接種の方(6歳以上)※小学生は当院に受診歴のある方のみ
【接種時間】
月・火・水・土 午前中のみ(8:30~11:30)
金曜日のみ   午前(8:30~11:30)/午後(14:00~17:30)
【費用】
松戸市在住の65歳以上の方¥1,000、任意接種の方¥3,600(2回目¥2,600※13歳未満)
※新型コロナワクチン接種から2週間以上の間隔をあけないと、インフルエンザワクチン接種はできません。
※ワクチンが無くなり次第、終了となります。今年はワクチンの供給が限られておりますので、ご留意ください。

2021.07.19

2021年 夏期休暇のお知らせ

兒玉医院は、令和3年8月9,10,13,14日を休診致します。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い致します。

2021.07.19

院長外来 臨時(7/24,30,31)休診のお知らせ

一身上の都合により、令和3年7月24日、30日、31日の兒玉 東策院長の外来を休診致します。代診として小田 彩が診療を担当します。なお、整形外科関連の診療は、お断りする場合がございますので、ご了承ください。

2021.05.30

新型コロナワクチン 400人接種!

5/17から兒玉医院での個別接種(月火水金土曜日)、5/23から小学校での集団接種(日曜日 2日間)を開始し、約2週間で65歳以上の高齢者を対象に延べ400人のワクチンを接種を行いました!

ワクチン接種に関しては予約が取れない等、ご不満なお声を多数お聞きしますが、われわれ医療関係者や市の職員は今日も休日を返上してコロナ撲滅を目指し日々努めています。兒玉医院では予約が難しいかかりつけの患者様に対して、キャンセル待ちでワクチン接種を可能にするなど対策を講じています。

ワクチン接種の対象は、感染リスクに応じて一歩一歩確実に拡がっています。接種を希望する皆様が接種可能になる日が必ず参ります。それまで焦らす基本である感染予防策を徹底して1日も早く日常を取り戻しましょう!

2021.05.02

松戸市主催 新型コロナウイルスワクチン集団接種 模擬訓練に参加しました!

 松戸市は65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種が、5月10日より集団接種、5月17日より個別接種が開始されます。当院も集団接種(日曜日の小学校)、個別接種ともにご協力致します。そこで、兒玉医院の医療スタッフ(医師1名、看護師1名)は、5月2日(日曜日)に八ヶ崎小学校で行われた集団接種会場模擬訓練に参加してきました。

 松戸市長立ち合いのもと、市や医師会の担当者、医師や看護師(保健師)他、地元町会の方々も市民役として参加し、まさにオール松戸で新型コロナ感染撲滅に取り組む体制を実感できました。ワクチン供給や集団接種での医療スタッフがまだまだ不十分な現状ではありますが、地域医療の一端を担う医院として最大限努力してまいります。また、当院での個別接種を希望していたにも関わらず、集団接種もご予約できなかったかかりつけの患者様におかれましては、現在、キャンセル待ち等の救済措置を検討しておりますので、大変申し訳ございませんが今しばらくお待ちください。

2021.04.25

4/29は、休日ですが診療します

4/29は、松戸市の休日当番医(「松戸市休日当番医」で検索もしくは、下記※URLをクリック)を担当しますので朝9時~夕方5時まで診療致します。急な発熱や咳、倦怠感等で受診をご希望の場合は、直接来院されず事前にお電話下さるよう宜しくお願い致します。また、やけどや外傷等の外科系疾患も可能な限り対応しますので、お困りな場合はご相談ください。

なお、発熱、咳、倦怠感等の感冒様症状で新型コロナウイルス感染が心配で直接ご来院された場合は、一度お帰り頂くか、院外で携帯電話等で事前問診を行うことになりますので、ご了承ください。これは、先にお待ち頂いている一般の患者様や診療に当たる医療スタッフの院内感染を防ぐためですので、何卒ご理解のほど、宜しくお願い致します。

また、ゴールデンウイーク中の診療体制は、4/30と5/1は通常どおり診察致しますが、5/3~5/5まではカレンダーどおりに休診、5/6は休診日となりますので、ご注意ください。

https://www.city.matsudo.chiba.jp/iryoutoshi/kyubyou-saigai/yakan-kyujitsu.html

2021.04.25

コロナワクチンに関するよくあるご質問

Q.ワクチン接種の予約をいれたので予約されているのか確認をしてほしい

予約の管理は全て松戸市で行われておりますので、医療機関側では確認が行えません

 

Q.1回目と2回目は同じ病院でなければ接種できないのか

そのような制限はございません。松戸市における予約次第で医療機関が異なる場合がございます。

 

Q:何十年も兒玉医院に通院しているのにどうして予約できないのか

コロナワクチンの予約管理は全て松戸市が行っているため、当院では予約の調整などが一切行えません。ご理解のほど何卒宜しくお願い致します。

 

Q:コールセンターは電話に出ないのでどこできいたらよいのか

コロナワクチンの予約に関する電話対応はコールセンターのみです。恐れ入りますがお電話が繋がるまで架電をされてみてください。

 

Q:どういう流れで予約をを入れたらいいのか

松戸市のご案内をご確認ください。

 

2021.04.16

新型コロナウイルスに対するワクチンについて

 兒玉医院は、5月17日より65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルス ワクチンの個別接種(医院内での接種)を開始します。ワクチン接種は完全予約制となっており、予約システムは松戸市が一括管理し、接種券が郵送され、コールセンターで電話予約するか、インターネットの予約サイトから予約する流れとなってあります。
 しかしながら、4月13日から予約が開始され、予想を上回るペースで予約が入ってしまい、4月16日で6月末迄の予約枠が一杯になってしまいました。当院でワクチン接種を希望され予約できなかったかかりつけの患者様におかれましては、大変申し訳ございませんが、まだ余裕のある集団接種会場でのワクチン接種をご予約いただくか、7月以降の個別接種予約枠(まだ未設定)をご利用ください。なお、兒玉医院の医療スタッフ(医師一人、看護師一人)は、日曜日に行う小学校会場での集団接種にも参加します。個別接種で予約できなかったかかりつけの患者様は、5月23日の八ヶ崎小学校、5月30日・6月20日の幸谷小学校、6月27日の六実小学校での集団接種に兒玉医院のスタッフが参加しておりますので、是非ご利用ください。

2020.12.29

2020年~2021年の年末年始休診のお知らせ

兒玉医院は、2020年12月29日の午後から2021年1月3日まで休診とさせて頂きます。ご迷惑をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。

2020.10.16

肛門の外科治療に求められる技能とは…

当院では手術が必要な肛門疾患は、当院で日帰り手術をする場合と、担当医の非常勤先である新松戸中央総合病院で短期入院で手術を執刀する場合があります。詳細な問診や肛門診察、そして内科的な保存的治療経過をもとに、病状に応じて確かな知識と経験をもとに総合的に判断して治療方針を決めています。日帰り手術のメリットとデメリットを熟知し、根治性や機能温存の他に、術後の痛みや社会復帰など患者さん目線にたって外科的治療をオーダーメイドする柔軟な判断も必要です。

2020.09.25

9/30(午後):診察医師の変更について

9月30日は、午前は通常どおり診療致しますが、午後は小田晃弘医師と小田 彩医師の診療は休診となり、代診として院長が診療致します。ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い致します。

2020.09.13

今年度のインフルエンザ予防接種(ワクチン)について

厚労省の通達(目安)を考慮し、当院でも高齢者を優先的に下記日程でインフルエンザワクチン接種を開始する予定です。
①10/ 2~ ※65歳以上の方(60歳から65歳未満の慢性高度心・腎・呼吸器機能不全者等の方も)
②10/19~  一般の方(基礎疾患を有する方はお早めに!)

・予約は不要ですが、混雑時はお待ちいただく場合がございますので、来院の際は、マスクを着用し、予め時間に余裕をもってご来院ください。なお、診療終了間際のご来院はお断りする場合もございますので、ご容赦ください。
・新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ感染が流行によっては、診療時間を制限する場合がございます。
・金額 1回目 3,600円、2回目(13歳未満の方が対象) 2,600円 (※松戸市在住の65歳以上の方は 1,000円で受けられます)

2020.06.17

夏期休暇のお知らせ

兒玉医院は令和2年8月11日(火)、12日(水)、14日(金)、15日(土)を休診とし、8月9日~16日まで夏期休暇と致します。ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。

2020.06.01

開院38周年を迎えて

6月1日は、兒玉医院の開院日です。本日、兒玉医院は38周年を迎えました。当院は、開院当初から年齢や診療科にとらわれず、すべての患者様のかかりつけ医として地域の皆様に愛されてまいりました。時代の変遷とともに医療は臓器別に細分化され、より高度で専門的な医療が求められるようになりました。消化器分野に関しては、医院やクリニックでもかなり高度な医療を提供できるようになりました。当院も新しい医療技術や治療を導入し常に進化しています。
かかりつけ医として皆様にお役にたちながら、必要な時は高次医療機関と綿密にな連携し、最適な医療を提供できるよう日々努力してまいりますので、兒玉医院を今後ともよろしくお願いいたします。

2020.05.31

オンライン診療(電話再診)原則中止、対面診療 長期処方継続のお知らせ

緊急事態宣言解除に伴い、当院ではオンライン診療(電話再診)を(特例措置の間、やむを得ない理由を除き)中止させていただきます。なお、症状が安定しているかかりつけの患者様には、新型コロナウイルス感染症が完全に収束するまでは、なるべく長期処方による対面診療で治療を継続させていただきます。今後も院内感染防御策を徹底して診療を継続致しますので、ご来院される患者様は、出入り口での手指消毒およびマスク着用をお願い致します。

2020.05.31

一般診療時間の通常化と、発熱・咳・呼吸苦等で外来受診する際の事前問い合わせ(継続)のお願い

兒玉医院では、一般の患者様を新型コロナウイルス感染から守るため、一般の診療時間を午前は8時25分~11時30分まで、午後は14時~17時までに短縮していましたが、緊急事態宣言解除を受けて短縮を中止して元の診療時間に診察しています。いっぽう、今後も発熱・咳・呼吸苦等で外来受診を希望する場合は、直接来院するのではなく、引き続き事前にお電話でお問い合わせいただくようよろしくお願い致します。電話でお伺いした症状により、自宅養生して経過観察(電話再診含む)していただく場合と、来院して診察が必要な場合がございます。来院が必要と判断された場合は、マスクを着用のうえ、ご来院いただき、診察まで隔離した発熱者用の待合室で待機していただき、診察も一般の患者様とは別室(個室)で致しますのでご了承ください。また、お問い合わせいただいた時点で新型コロナウイルス感染症が疑われる場合は、院内感染を防ぐ目的で自家用車などで来院いただき、医院前の駐車場内で診察することがありますので、電話による指示に従ってください。なお、現在でも当院ではPCR検査等の新型コロナウイルス感染を判定する検査は行っておりません。診察のうえ、感染が疑われる場合は、現状では当院がコールセンターや保健所に連絡し、指示に従っていただきますので、ご了承ください。

2020.05.03

今こそ、肛門でお悩みの方、大腸カメラ希望の方、受診してみませんか⁉

新型コロナウイルス感染拡大によって、外出を自粛している方、在宅勤務を余儀なくされている方も少なくないと思われます。こんな時こそ、普段は仕事や家事で忙しく来院できなかった肛門でお悩みの方、健診で便潜血を指摘されて受診できないで放置していた方、家族に大腸がんに罹ったヒトがいる方、大腸ポリープが気になる方、当院を受診してみませんか?

当院は大腸肛門病専門医が常駐する専門医療機関ですが、同時にかかりつけ医として機能しているので、平時なら一般の患者様も数多く来院され、そのような患者様がご来院されても、待合室で暫らくお待ちしていただく場合も少なくありませんでした。現在、このような状況を解決するためにインターネットを介しての外来予約や事前問診システムを構築中です。

それはさておき、新型コロナウイルス感染拡大を受け、当院は現在、一般の診療時間を短縮したり、オンライン診療(電話再診)などで緊急性のない一般のかかりつけ患者様の来院制限を行っておりますので、正直すいています。もちろん、発熱患者に対して時間的・空間的隔離を行い、フェイスマスクや感染防護服着用など感染防御対策を徹底して院内感染を防ぐ手立てをこうじて日々の診療を行っておりますので、安心してご来院ください。先日も、感染リスクのある大きな病院を受診して待たされるよりも、当院のような小さな診療所で待たずに診察、検査するという方もいらっしゃいました。

胃カメラについては、無症候性のコロナ感染者に検査をした場合に、検査する医師の技量に関わらず、検査前の麻酔や持前の嘔吐反射で飛沫感染の恐れがあり、緊急性のある検査を除いて検査を延期したり中止しています。(それでも先日も必要な患者様には緊急で胃カメラ検査を行い、胃アニサキス症や出血性十二指腸潰瘍を治療しました。)

ただし、大腸カメラに関しては、上記のような感染リスクは一般的に低く(前回のブログ参照)、当院では熟練者が全て検査を担当するので、腸内に送るガスも少なく短時間で楽に終わります。また、拡大内視鏡検査やNBI強調画像などをワンタッチで操作でき、大腸ポリープが見つかったら、その場で適切に切除することもできます。

実際、このような時期に是非、肛門の治療をしたいと日帰り手術希望でご来院し、数日後に手術してご好評をいただいております。大腸カメラも、早期に検査が必要と判断された場合は、普段検査できない空いた胃カメラの時間に今なら検査することも可能になっています。

今こそ、普段気になっていたけれども、なかなか受診する機会がなかった肛門疾患でお悩みの方、大腸が気になる方は、お気軽にご来院ください。専門医が丁寧に診療致します。

2020.04.21

(臨時)一般診療時間短縮と、発熱・咳・呼吸苦等で外来受診する際の事前問い合わせのお願い

兒玉医院では、一般の患者様を新型コロナウイルス感染から守るため、一般の診療時間を午前は8時25分~11時30分まで、午後は14時~17時までに短縮しています。いっぽう、発熱・咳・呼吸苦等で外来受診を希望する場合は、直接来院するのではなく、事前にお電話でお問い合わせいただくようよろしくお願い致します。電話でお問い合わせいただいた症状により、自宅養生して経過観察(電話再診含む)して頂く場合と、来院して診察が必要な場合がございます。来院が必要と判断された場合は、なるべく午前は11時30分~12時まで、午後は17時~18時までに来ていただくように案内しています(暫定的)。また、お問い合わせいただいた時点で新型コロナウイルス感染が疑われる場合は、院内感染を防ぐ目的で自家用車などで来院いただき、医院前の駐車場内で診察することがありますので、電話による指示に従ってください。なお、当院ではPCR検査等の新型コロナウイルス感染を判定する検査は行っておりません。診察のうえ、感染が疑われる場合は、現状では当院がコールセンターや保健所に連絡し、「検査や治療が必要なので、〇〇病院に向かってください」、「検査まで自宅で養生、指示がまるまで待機する」など保健所の指示に従っていただきますので、ご了承ください。

2020.04.21

オンライン診療(電話再診)しています!

新型コロナウイルス感染拡大に伴う特例措置の期間、兒玉医院では生活習慣病や他の慢性疾患などで当院かかりつけの患者様(一度でも当院を受診され、対面診療を受けたことがある方)で、内服薬などで症状が安定している場合に限り、電話での再診、継続処方(電話再診によるオンライン診療)を行っています。また、そのような患者様が定期受診した際は、なるべく受診しないで済むように60日処方などの長期処方で対応しております。詳しくは病院に電話でお問い合わせのうえ、ご確認ください。なお、初診の患者様(一度も当院を受診したことがない方)には、当院ではオンライン診療は行っておりませんので、ご了承ください。

2020.03.29

新型コロナウイルス感染拡大に関して

  1. 新型コロナウイルス感染が拡大し、皆様も不安な毎日をお過ごしのことと存じます。
  2. どんな時でも日々の生活で大切なことは、健康体を無理なく維持し、病気に対する正確な情報を得、予防をすること、そして病気に罹患してしまったら、病状や年齢、合併症に応じて適切な治療を早期に開始することです。それは、感染症もがんも同じことです。
  3. 感染症にならないこと、それは病原体に近づかないことが大原則です。感染制御の専門医が口をすっぱく言っている「3密」を避けることがそれに相当します。
  4. そして次に大切なのは、病原体に負けない免疫力を保つことです。たとえ感染しても軽症で済むヒトが多いのは、そのヒトが獲得した自然免疫に支えられているからです。睡眠と栄養を十分に取り、好きな読書や漫画でもいいですし、映画やお笑い番組を観るのもよいでしょう、そのヒトなりの解消法でストレスを回避しましょう。
  5. 当院は町のかかりつけ医として長年地域医療に貢献してまいりました。新型コロナウイルス感染が拡大した現在も同じです。発熱、倦怠感の症状を訴えて来院する患者さますべてが新型コロナウイルス感染患者とは限りません。血液検査とレントゲン検査でもある程度は肺炎の鑑別は可能です。実際、この時期も、何人も細菌性肺炎の患者様を診断し、適切な治療を行い元気に社会復帰されています。同時に診療にあたる医師、看護師、事務といったスタッフは常に新型コロナウイルス感染の危険に晒されていますが、それぞれの立場で医療に関わるものとしてプロ意識と地域医療を守る気概を持って日々の診療を行っています。
  6. そこで、上記「3密」に関わることなので、患者さまの皆様にお願いがあります。
    ①数日具合が悪いかたは是非受診してください。受診する場合は、ここ数日間の検温を明示し、マスクをするなどの感染防御策をしてご来院ください。家で様子を見ないでください。風邪か肺炎かの区別は医師でも難しい場合があります。新型コロナウイルス肺炎に限らず、ましてや新生児や高齢者の場合は安全域が狭く、容易に重症化してしまいます。受診して診察したうえで、必要であれば然るべき対応を行います(新生児は小児専門の救急医療機関を受診すべきです)。帰国者・接触者相談センターや保健所の関係者の皆様にご協力を得て、対応を協議して診療を継続しています。さまざまな問い合わせで疲弊しているにも関わらず丁寧に対応して下さり本当に頭が下がる思いです。
  7. ②元気なかた(慢性的な整形外科的疾患で理学療法目的で定期的に受診している方、感冒初期など市販薬で対応可能な急性疾患含む)は、当分の間はなるべく当院を受診しないでください。当院では①のような発熱の患者様も来院しております。あらかじめ発熱している患者様は隔離して診察しておりますが、新型コロナウイルスに関しては、その限りではなく、残念ながら濃厚接触者の対象となったり、感染のリスクがゼロではありません。
  8. ③普段は元気ですが、慢性的な持病があり、常備薬が必要な患者さまも、なるべく当院を受診しないでください。現在、そのようなかかりつけの患者様には60日間の長期処方や電話処方で対応しています。ただし、具合が悪い場合は①としてすぐに受診してください。
  9. ④市販薬や他院の治療で改善不良な症状がある患者様(症状があって初めて内視鏡検査を希望する方を含む)や急性期の患者様で医師から再診指示のある患者様は、ご自身でもマスクをする手指衛生を励行するなど感染防御対策を取り、なるべく混雑時を避けて受診するようにしてください。(土曜日の午前は大変混みあいますので、朝一か平日の夕方(16時過ぎ)がねらい目です。)
  10. ⑤現在症状も無く、定期的な内視鏡検査が必要な患者様は、日本消化器内視鏡学会から以下のように医療機関に向けて提言がなされました。当院としては、提言前から関わる医師やスタッフの感染防御策を取って対応しており、検査をすでに予約している患者様に関しましてはご本人の延期希望が無ければ、現時点では感染防御策をさらに強化し予定どおり検査を行う方針ですが、国や自治体、学会などから勧告があれば延期等の対応をする場合がありますので、ご了承ください。また、これから内視鏡の検査を考えている方は、最近の症状で「ものが食べられない、吐いてしまう、つかえる」「吐血した」「下血した」「短期間に体重が減った」「冷汗を伴う強い腹痛があった」「タールのような黒い便が出た」「便に赤黒い血液が付着している」「粘血便(イチゴジャムみたいな)」(※排便時の鮮血(排便時出血)は、大小に関わらず肛門出血の場合が多く、緊急性が無いことが多い)「顔色が悪く、立ちくらみがする」などの症状が無ければ、新型コロナウイルス感染が落ち着いてからでも検査は十分かもしれません。判断が難しい場合は、④のように来院して消化器専門医と相談して検査時期を決めましょう。

https://www.jges.net/news/news-official/2020/03/25/27450

当院のコロナ対策について 詳しくはこちら>>

2020.03.29

呼吸器内科(高木正道医師)休診のお知らせ(4月~未定)

金曜日午後は、高木正道医師による呼吸器内科専門外来を開設しておりましたが、一身上の理由から高木医師が医院に来られなくなったため4月からしばらく休診いたします。症状が安定した呼吸器内科でかかりつけの患者様は、引き続き処方を継続するなど、これまでどおり他の医師が代診し対応致します。なお、新規の患者様でより専門的な検査や治療が必要と判断された場合、かかりつけの患者様で呼吸器に関する病状が悪化した場合など、他院へご紹介が必要になる可能性がありますので、ご了承ください。呼吸器内科専門外来を再開については、詳細が決まりましたら、またお知らせ致します。
ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い致します。

2020.02.24

院長診察の休診、2/28 臨時休診(午前・午後)のお知らせ

院長体調不良の為、

① 2月25日から3月3日までの院長診察を休診と致します。なおその期間は、小田晃弘医師と小田 彩医師が診療致します。

② 誠に勝手ではございますが、2月28日(金)は終日診療を休診とさせていただきます。

受診を予定していた患者様には大変ご迷惑をおかけいたしますが何卒宜しくお願い致します。

2020.01.08

松戸市の胃がん内視鏡検診を中心とした市民講座を行います!

松戸市胃がん内視鏡検診市民講座(参加申込書)

令和2年2月20日に松戸市医師会と松戸市の主催で『がん検診で胃カメラを受けよう!~胃がん撲滅への挑戦(予防から治療まで)~』のテーマで市民講座が開催されます。講師は医師会を代表して当院小田医師が担当します。ピロリ菌のこと、内視鏡検査を楽に受けるコツなど、胃がん予防から最先端治療まで市民の皆様にすぐにお役立てできるような内容で分かりやすく解説します。皆様お誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。

2019.12.22

年末年始休診のお知らせ

令和元年の年末は、12月28日の午前まで診療致します。12月28日午後から1月3日まで休診とし、令和2年の年始は1月4日から通常どおり診療致します。何卒よろしくお願いいたします。

2019.11.02

臨時休診のお知らせ

恐れ入りますが、下記のように一部臨時で休診がありますので、ご了承ください。

11月5日(火) 院長の診察 午前・午後ともに休診(小田晃弘医師が代診します)

11月9日(土) 小田晃弘医師の診察 午後のみ休診(院長が代診します)

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

2019.10.20

松戸市胃がん内視鏡検診1周年

松戸市の胃がん検診に内視鏡検診が導入され10月で1年が経過しました。当院は、松戸市胃がん内視鏡検診運営委員として発足当初から携わっており、現在も胃がん検診の啓もうと内視鏡検診の精度管理や質の向上を目指し医師会活動を継続しています。先日も内視鏡検診を受託している医療機関を対象とした必須研修会が開催され、初年度の胃がん検診の実績と実例報告会があり、当院の小田が運営委員会を代表して実例報告を行いました。松戸市で胃がん内視鏡検診を受けた人数は、初年度(平成30年10月~平成31年4月)ですので、まだまだ700名と少人数でしたが、その中から胃がんが4人、食道がんが2人が確定診断され、現在適切な治療を受けています。いずれの方々も検診時には特に自覚症状も無くほとんどの方が早期の段階で見つかっています。これは、同時に行われた従来のバリウムによる胃がん検診の実績(松戸市内)を遥かに凌ぐ成績です。

松戸市では、50歳以上の市民を対象に隔年で胃がん内視鏡検診を受けることができます。詳しくは、松戸市中央保健福祉センター、松戸市医師会、各受託医療機関に電話でお問い合わせいただくか、インターネットで検索してください。インターネットでは、健康医療都市まつど(https://www.city.matsudo.chiba.jp)→健康づくり・健康教育→健康診査のお知らせ→がん検診と進んでいただくか、『松戸市胃がん検診』で検索するとトップに『胃がん検診(胃内視鏡検査)|松戸市』が上がるので、そこをクリックしてください。

2019.10.20

「機能性ディスペプシア」について

皆さまは、「機能性ディスペプシア」という病名を聞いたことがありますか?
この病気、食後の胃もたれ、上腹部膨満、胃痛や胸が焼けるなどの大変つらい症状があるにも関わらず、胃カメラ検査を受けても何の異常も無いんです!

胃には胃酸で食べたものを分解し消化する他にも、緩んで貯留したり十二指腸や小腸に徐々に消化内容を送り出すという重要な役割があります。その調整は大脳からの自律神経や消化管ホルモンなどで巧緻に行われておりますが、精神的なストレスや感染などのさまざまな要因によってその機能に異常が生じると、胃がうまく運動できなくなってしまい、前述したような不快な消化器症状となってあらわれます。この病気の存在は以前から知られておりましたが、最近まで胃運動改善薬であるアコチアミドという有効な薬が無かったので、「慢性胃炎」という名で、その他の胃薬が処方されたり、内視鏡検査で異常が無いので「気のせいでしょ。そのうち治りますよ」みたいに扱われてきました。もちろん、そのような対応では良くなるはずがありません。

内視鏡検査では、炎症(ピロリ菌感染胃炎、逆流性食道炎、胃潰瘍など)や癌などの異常所見を見つめることがもちろん重要ですが、正常な内視鏡所見をきちんと「異常なし」と判定することも重要です。内視鏡検査を行い、今まで心配で仕方がなかった癌や潰瘍が無いことを自分自身の目で確認することで、嘘のように症状が無くなり治ってしまう場合も少なくありません。でも、数ヶ月症状が継続している「機能性ディスペプシア」の方の多くは、一時的にしても内服加療が必要です。タイプに応じて、先ほどの胃運動改善薬や強力な胃酸分泌抑制薬などを組み合わせることで、ほとんどの場合軽快します。漢方薬や抗不安薬を併用したり、ストレスが強い場合は心療内科とコラボレーションして治療に臨むこともあります。大学病院などの大きな病院を転々とし、その度に内視鏡検査を行ったけれど適切な対応をされず放置され、当院を受診するケースが多々ありますが、きちんとお話しを聞き、適切に対応すれば必ず良くなる良性疾患です。上記のような症状にお心当たりのある方は、是非あきらめないで当院にご相談下さい。

機能性ディスペプシアの詳細はこちら>>

2019.10.15

インフルエンザ予防接種はじまりました!

兒玉医院では、本日10月15日からインフルエンザワクチンの接種を開始致しました。本ワクチンは、インフルエンザに対する抵抗力がつくまで2週間程度かかり、その効果は約5ヶ月持続すると言われています。流行がはじまる12月中旬までには接種を終えるようにしましょう。

1回目 3,600円、2回目(13歳未満が対象) 2,600円

※満65歳以上の方は1,000円で受けられます。

2019.10.11

10/12午後休診のお知らせ

台風19号の影響で、明日10月19日の午後の診療は臨時で休診と致しました。ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承くださるよう宜しくお願い致します。

兒玉医院 院長

2019.10.05

9/30付け産経新聞(千葉全県版)朝刊 早期発見・予防「がん検診」特集

昨年に引き続き、産経新聞の「がん検診」特集の主旨に賛同致しましたので、広告に協力しました。

2019.08.22

ホームページをリニューアルしました。

ホームページをリニューアルしました。

2018.11.10

日本大腸肛門病学会学術集会で発表しました

http://jscp-meeting.jp/73/
本日まで京王プラザホテル(新宿)で開催されていた第73回 日本大腸肛門病学会学術集会で兒玉医院を代表して小田が発表してきました。この学会は全国の大腸肛門疾患を専門とする医師(消化器内科、腫瘍内科、内視鏡医、病理医、大腸外科、肛門外科など)が年に1度集い、専門分野を発表することでわが国の大腸疾患診療の進歩を目指す主要な学会です。
今回の発表は、「開放型病院を活用したハイブリッド型デイサージェリーのススメ」というテーマで口演致しました。デイサージェリーとは日帰り手術のことですが、日帰りが相応しい手術は兒玉医院で日帰り手術、入院が必要な場合は開放型病院である新松戸中央総合病院へ出張して手術を臨機応変に行っております。過去3年半で当院で診断された大腸悪性腫瘍30症例や痔などの肛門良性疾患の日帰り手術~入院外科手術をまとめて発表しました。日帰り手術も入院手術が必要になった患者様も、初診時の問診から検査、診断まで担当し信頼関係を構築した医師が手術に参加することで、安心して治療を受けられるようにした取り組みは、全国的にも稀で非常に反響がありました。この取り組みは、古くからの当院と新松戸中央総合病院との強固な病診連携があってこそ実現、継続できています。
今後も受診された全ての患者様が安心して治療を受けられる医院を目指し切磋琢磨してまいりますので、よろしくお願いします。

2018.03.31

日帰り手術の実績(平成29年)

兒玉医院は、一般社団法人 National Clinical Database(NCD)に参加登録しております。外科専門医として大規模データベースに医療情報を提供することで、わが国の一般外科医療の質向上に寄与しております。平成29年1月から12月までの1年間に当院で行われた日帰り手術の実績を以下に示します。

①日帰り手術 95件
・皮膚科・形成外科領域
アテローム(粉瘤)摘出術 18件、炎症性粉瘤に対する切開排膿術 11件、陥入爪手術(簡単) 16件、抜爪術 1件
・外科(外傷)領域 創処置(皮膚縫合術など) 23件
・肛門外科領域
痔核硬化療法(ジオン注により四段階注射法) 11件、肛門周囲膿瘍切開術 8件、肛門ポリープ切除術 3件、痔核根治術 2件、血栓除去術 2件

②日帰り内視鏡手術(内視鏡下大腸ポリープ切除術) 40件

兒玉医院は、風邪や生活習慣病などの内科疾患だけでなく、外傷、巻き爪(陥入爪)、痔、大腸ポリープなど外科系疾患にも幅広く対応できる町のかかりつけ医としてフレキシブルに対応しています。なお、さまざまな理由で日帰り手術が困難な場合は近隣の中核病院(新松戸中央総合病院など)と強固に連携しておりますので、患者様のライフスタイルに応じた短期入院も可能です。どうそお気軽にご相談ください。

2017.05.31

開院35周年記念を迎えて

兒玉医院は明日、平成29年6月1日をもって開院35周年を迎えます。昭和57年に開院して以来、町のかかりつけ医として地域医療に貢献すべく邁進して参りました。こんにちまで診療を継続できましたのは、ひとえに患者さまの温かいお言葉や地域の皆様のご支援があったからこそと大変感謝しております。今後も多くの方々に愛される医院を目指し、スタッフ一同日々努力して参りますので、何卒宜しくお願い致します。

2016.03.24

1,2月の内視鏡件数

2016年1月
胃カメラ31件 大腸カメラ15件 内視鏡総数46件
日帰り大腸ポリープ切除5件

2016年2月
胃カメラ32件 大腸カメラ15件 内視鏡総数47件
日帰り大腸ポリープ切除5件 日帰り肛門手術2件

お陰様で検査をご経験した方々から、口コミで検査や治療を希望される方が増えております。今後とも皆さまのご期待にそえるように診療致しますので、宜しくお願い致します。

兒玉医院スタッフ一同

2016.01.05

新年のご挨拶と2015年の内視鏡検査・治療、外科手術の総括

新年、明けましておめでとうございます。兒玉医院は1月4日から通常どおりの診療を行っています。本年も宜しくお願い致します。

昨年12月の内視鏡検査は、胃カメラ19件、大腸カメラ26件でした。年間では、胃カメラ309件、大腸カメラ189件(うち、日帰りポリペク45件)、内視鏡総数は498件でした!
内視鏡検査によって、胃癌2名、早期食道癌1名、大腸癌8名を診断しました。このうち大腸癌2名は当院で内視鏡治療を行いました。また、手術が必要な胃癌1名、大腸癌6名は、地域の基幹病院であります新松戸中央総合病院外科にご紹介し、うち5名は小田が助手として手術を担当致しました。また、日帰り肛門手術はジオン注による痔核硬化療法など7件行いました。

本年も責任をもって診療を行います。今後とも宜しくお願い致します。

2015.10.05

8,9月の内視鏡件数

内視鏡件数
8月 胃カメラ 16件(経鼻9件)、大腸カメラ20件(ポリープ切除5件)、計36件
9月 胃カメラ20件(経鼻11件)、大腸カメラ16件(ポリープ切除1件)、計36件

夏季休暇とシルバーウィークの影響で前2か月と比べて少なめでした。

2015.07.29

6,7月の内視鏡件数、当院の日帰り大腸ポリープ切除について

内視鏡件数
6月 胃カメラ 32件(経鼻16件)、大腸カメラ21件(ポリープ切除6件)、計53件
7月 胃カメラ28件(経鼻12件)、大腸カメラ25件(ポリープ切除7件)、計53件

6月、7月ともに初めて月50件をこえました!お陰様で土曜日の大腸カメラは人気があり、かなり先まで予約が入っていますので、ご希望の方は早めにご予約お願いします。

当院では大腸ポリープを日帰り手術で切除(検査してポリープがあったらその場で切除)していますが、すべてのポリープを闇雲に切除しているわけではありません。もちろん合併症の問題もありますが、内視鏡でよく観察して切除が必要なポリープのみ選んで切除しています。
皆さん、ポリープ=良性と思っていませんか?本当はそうではないのです。ポリープの中には、早期癌も隠れているし、切除する必要のないホクロのようなポリープもいるんです。切除が必要なポリープは、内視鏡切除が可能な早期癌、将来癌化する可能性がある大きな腺腫、そして最近ではSSA/P(sessile serrated adenoma/polyp;鋸歯状病変)というややこしいポリープがあります。小さい腺腫やSSA/P以外の過形成性ポリープ(ホクロみたいなやつ)は癌化する可能性が極めて低いので、経過観察が可能です。

この2か月間だけで大腸ポリープと診断された患者様は21名もいらっしゃいましたが、そのうちポリープを切除したのは13名です。13名の病理診断結果は、粘膜内癌 1例、腺腫 8例、SSA/P 4例、SSA/P以外の過形成性ポリープ(1ommと大きく、切除を希望されました) 1例(重複例含む)でした。つまり、13例中12例が病理学的にも適切なポリープ切除だったことを示しています。もちろん合併症や病変の取り残しはありませんでした。

私たち消化器内視鏡専門医は、苦しくない挿入技術はもちろんですが、詳細な内視鏡診断によって病理組織診断をある程度予測し、過不足のない治療により安全かつ質の高い内視鏡治療も要求されます。それには抜け目のない通常内視鏡観察と、NBI(Narrow Band Image;狭帯域光)観察による緻密な画像強調観察の豊富な経験が必要です。

当院では経験ある消化器専門医がすべての内視鏡検査・治療を責任を持って担当し、今後も質の高い検査と治療を提供することで地域医療に貢献していきたいと思っております。

2015.05.31

4,5月の内視鏡件数と日帰り手術件数、そして新しい病診連携のカタチについて

①内視鏡件数
4月 胃カメラ 26件(経鼻 11件)、大腸カメラ 11件(日帰りポリープ切除 1件)
5月 胃カメラ 24件(経鼻 12件)、大腸カメラ 10件(日帰りポリープ切除 6件)

②日帰り肛門手術
ジオン注による痔核効果療法(四段階注射法:ALTA療法)※ 4件
経肛門的肛門ポリープ切除術 1件
※については、ホームページをご参照下さい。

③新しい病診連携のカタチ
4月下旬、排便異常を訴えた患者様に大腸カメラを行ったところ、内視鏡が通らないほどの進行した大腸癌を認めました。すぐに小田が兒玉医院の休診日を利用して非常勤医をしている新松戸中央総合病院外科にご紹介したところ、数日後に入院し連休明けに手術となりました。手術は、もちろん新松戸中央総合病院の外科常勤医が執刀し、小田は第一助手として手術に加わりました。膀胱を一部合併切除しましたが、病理検査では遺残も転移も無く、根治術が可能でした。術後は合併症無く、術後1週間で退院できました。院長をはじめ新松戸中央総合病院外科スタッフ皆様のご理解とご尽力に感謝致します。お陰様で患者様は癌という重大な病気でも、かかりつけ医が診断から手術まで関わることで、最短かつ安心して治療を受けられたと大変喜んでおられました。
今後も診療所と中核病院が垣根なく連携することで、地域の患者様が安心して治療を受けられる新たな環境創りを開拓していきたいと思っております。

2015.04.23

2月と3月の内視鏡件数と、胃・大腸カメラのススメ

遅くなりましたが、2月と3月の内視鏡検査の現状をお知らせ致します。当院では午前に胃カメラ3件、午後に大腸カメラ2件(月・火・水・第2,3,4土曜日)の体制で検査可能ですが、まだまだ余裕があります。常時緊急内視鏡にも可能な限り対応可能です。特に胃カメラは朝食を抜いてきてもらえれば、その日に検査できますのでご相談下さい。

2月 胃カメラ 21件 (経鼻5、鎮静3)、大腸カメラ 11件(ポリープ切除4)

3月 胃カメラ 23件 (経鼻12、鎮静9)、大腸カメラ 12件(ポリープ切除2)

経鼻内視鏡は、経口内視鏡よりも喉をこえる際の嘔吐反射(口から指を入れるとオエーとなる反射)が軽減でき、だいぶ楽なようで鎮静剤を使用することが減りました。

また、経鼻内視鏡は、鼻腔のみの麻酔で検査できるので、局所麻酔薬が不味くて苦痛な咽頭麻酔が苦手の人にも好評です。ただし、左右とも鼻腔が狭い人には、経鼻内視鏡はできない場合がありますので、その場合は経口内視鏡で行います。

意識下鎮静法(鎮静剤を注射して不安や緊張を取り除く方法)は、以前経口内視鏡などで辛い経験があってトラウマになっている人でも、寝ている間に検査が終わってしまうので本当に感謝されます。

いっぽう、大腸がんは大変増加傾向にありますが、検診で行われている検便検査(便潜血反応)が陰性でも安心できません。特に、家族歴のある方、糖尿病や乳がんの既往がある方、40歳以上の方、運動不足の方、肥満、大酒家、喫煙者、排便異常(便秘と下痢を繰り返す、便が細い・1回の量が少なく何度もトイレに行く、残便感があるなど)、排便時に出血がある方(痔だと思っているかもしれませんが)は、大腸がんのリスクがありますので、積極的に大腸内視鏡検査を受けましょう。大腸がんは、他の消化器がんと比べると比較的に進行が緩やかな癌の場合が多く、初期の段階で発見されれば根治が期待できます。特に内視鏡的治療で完結できれば日帰りもしくは1週間程度の入院で治療できます。

胃腸の病気でお悩みの方は、いろいろ方法がありますので、消化器内視鏡専門医にどうぞご相談ください。

2015.02.20

直腸癌外科的治療の最前線

今回は日本の肛門温存手術のパイオニアであるがんセンター東病院大腸外科 斎藤典男先生を、私が理事の末席を務める伝統ある松戸市消化器病研修会にお招きし、下部直腸がんの最新外科治療がテーマに講演して頂きました。

永久人工肛門を余儀無くされていた下部進行直腸癌(癌の下縁が肛門縁から4、5cm)の多くはISR(内肛門括約筋切除:直腸の壁の筋肉は、内肛門括約筋と外肛門括約筋の二重構造になっていて、肛門に近いほうの内側の内肛門括約筋だけ切除して肛門を残しつつ癌を安全確実に切除すること。随意筋の外肛門括約筋が残るので、肛門を締めたりする肛門機能が保たれる。)によって肛門を温存できるようになりましたが、肛門機能や局所再発(癌を切除した部位や周囲のリンパ節や神経などに再発し、狭窄や出血、疼痛をおこすこと。これに対し、肝臓や肺に転移することを遠隔転移という。)制御が今後の課題という趣旨でした。術前放射線化学療法(手術の前にある一定期間、抗がん剤を投与(内服もしくは点滴による多剤併用が一般的)しながら、骨盤に放射線を照射する術前治療)は、手術単独よりも有意に局所再発率を低下させ、肛門を温存できるようになりましたが、便失禁など術後の肛門機能には満足できる状態とは言えないのが現状のようです。そこで放射線照射を行わず、術前化学療法(抗がん剤投与)のみ行い手術を行う試みが行われ、良好な結果が得られているとのことでした。また、high risk stageⅠ(内視鏡下に切除さ病理検査でも取り切れているけれども、粘膜下層深部浸潤癌(癌は粘膜から発生して次にその下の層の粘膜下層に浸潤するが、粘膜下層の浅い層であれば、癌は転移しないとされているが、深いとた大腸の壁の外にあるリンパ節に転移しだす。)など診断され、外科的追加切除が必要とされるレベルの大腸癌。)についての試みについてのお話しもありました。ガイドラインでは、外科的追加切除が必要とされても、肛門に近い癌であったり、高齢や合併症などで手術を躊躇う場合が、臨床の現場では少なくありません。そのような患者さんをどうするのかということは、内視鏡切除が盛んに行われ、高齢化社会を迎える日本にとって重要な課題です。試みの結果発表は未だですが、放置すると局所再発は高率ですが、術後に軽い化学療法と放射線照射すると局所再発はかなり抑えられるようですので、今後臨床の現場で選択肢の1つとして挙げらるれるようになると患者さんにとっても、医師にとっても喜ばしいことと言えます。

今後も内科、外科に拘らず大腸癌の最新情報を提供してまいりますので、ご期待下さい!

2015.02.02

平成27年1月の内視鏡件数

平成27年1月の内視鏡総数 30件

胃カメラ 21件(うち経鼻10件)

大腸カメラ 9件(うち日帰り大腸ポリープ切除 3件)

まだまだ余裕がありますので、お気軽にご相談下さい!

2015.01.30

胃がん検診と、ピロリ菌検査について(私見も含む)

先日、早期胃癌研究会の先生に日本の胃がん検診の現状についてご講演を拝聴する機会がありました。日本は胃癌による死亡率は減少している、バリウムによるレントゲン検査(胃透視検査)と、内視鏡(胃カメラ)による検査が行われており、レントゲン検査は胃癌死亡率減少効果が証明されており(内視鏡は証明されていない)、集団からの進行癌の拾い上げには有効、いっぽう内視鏡検査は早期癌発見に優れているが、効率が悪く検査レベルに施設間で差があるなど、それぞれ一長一短があるという主旨でした。

ピロリ菌の世代ごとの感染率は年齢に%をつけたらだいたい一致すると言われています(つまり、20歳代は20%、70歳代は70%)。胃癌の死亡率低下は、ピロリ菌感染率の低下と言ってもいいでしょう。除菌治療は、胃十二指腸潰瘍や一部の疾患にのみ保険適応になっておりましたが、一昨年の2月から内視鏡検査でピロリ菌感染胃炎が疑われれば、保険診療でピロリ菌検査と、除菌治療が可能になりました。そのため、60歳をこえてある程度時間に余裕がある方々(つまり60%のヒトがピロリ菌陽性の世代)が心配になって来院され、除菌を希望される方が多くいらっしゃいます。もちろんその年代の方にも除菌することにメリットはありますが、本来ピロリ菌検査や積極的に除菌治療が必要なのは、もっと若い方々なんです!でも、そういった若い方々は多忙であり、胃の症状があってもなかなか内視鏡検査が受ける機会がなく、よくても会社で義務付けられた胃透視検査を時々やられているのが現状だと思われます。現在の日本の保険診療では、胃透視検査でピロリ菌感染胃炎が疑われても、内視鏡検査を行わなければ除菌はおろかピロリ菌検査も保険診療で受けられません。つまり、胃透視検査で異常が疑われ、精密検査として内視鏡検査が行われ、そこで初めてピロリ菌感染胃炎が疑われた場合に保険医療でピロリ菌検査と除菌治療が受けられるという流れになっています。ピロリ菌感染胃炎を胃透視検査で疑うには、バリウムののりや撮り方などの技師、読影する医師の技量が問われます。そこで近年、ペプシノゲン法といって血液検査で萎縮性胃炎を診断する方法があり、ピロリ菌感染の有無と組み合わせたABC検診が注目されておりますが、ペプシノゲン法は胃酸を抑えるような薬を飲んでいると正確に萎縮を判定できないなど、将来どのような位置付けになるか不確定な状況です。

胃がんの大部分は、ピロリ菌感染→萎縮性胃炎→腸上皮化生→早期胃癌→進行胃癌という流れがわかっており、胃癌は感染症だと言う学者も少なくありません。つまり、胃がんを撲滅するためには、なるべく若いうちにピロリ菌感染の有無を調べ、陽性の方をなるべく早く除菌治療を行う必要があります。そこで、毎年の胃透視検査では何も異常は指摘されていない方でも、一度は内視鏡検査を受けるか、検診のオプション(つまり自費)でピロリ菌感染の有無を調べることをお勧めします。特に自分の母親がピロリ菌陽性の方は、乳幼児に口移しで母親からピロリ菌が感染している可能性がありますので、特に若いうちに調べておく必要があります。

胃がんにならないためのアドバイスでした!

2015.01.15

手術に参加しました!

先日鼠径ヘルニアでご紹介した患者様の手術に参加してきました。

開放型病院(勤務医以外の医師も診療に参加可能な病院)である新松戸中央総合病院に当日入院され、午後の手術に

助手として参加致しました。院長の外科医、松尾先生の計らいで実現致しました。

今後も地域の中核病院と町の診療所が連携することで、患者様が安心して医療を受けられるよう努力してまいります。

2015.01.07

ホームページをリニューアルしました!

新年、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

この度、兒玉医院のホームページをリニューアルしました。

現状に即した内容になっております。

今後、新たな情報や病気の解説などの情報を発信していきますので、今後ともよろしくお願いします。