専門医の更新と消化器外科医としての矜持
兒玉医院は、かかりつけ医として診療科の垣根を越え、ひととおりの疾患の初期対応を行っておりますが、消化器専門医療機関としての高度な医療サービスを提供できるよう、専門医をはじめスタッフ一同、日々精進しています。
兒玉医院では院長も副院長も日本消化器内視鏡学会専門医の資格を有し、診療にあたっています。また、副院長は、その他として日本消化器病学会専門医を有し、院長は外科専門医の他に、サブステシャリティーとして日本消化器外科学会専門医、日本大腸肛門病学会専門医も有しています。
これらの専門医は様々な資格条件や難関な専門医試験にバスして取得しても、一般的に5年ごとに更新手続が必要であり、定期的な学会参加の他に教育セミナーやeラーニングの受講が義務化されており、最新の知見をブラッシュアップすることを求められます。また、外科系専門医を更新するためには、知見だけでなく、手術手技を中心とした技能の維持も同時に要求されます。兒玉医院では年間200件以上の日帰り手術を行っておりますので、外科専門医を更新するための5年間に100件以上の手術経験は問題ありません。一方、消化器外科専門医を更新するためには、消化器外科専門医修練カリキュラムの手術難易度区分の手術を術者又は助手として100件以上経験する必要があり、無床診療所である兒玉医院では入院が必要な手術をすることはできないので、自院のみで消化器外科専門医を維持することは不可能です。
兒玉医院は、地域の中核病院である新松戸中央総合病院と強固な連携体制を築いています。紹介された患者さんが安心感をもって治療に臨めるように、お互いの医療機関のメリットをいかして迅速かつシームレスな連携に努めています。
兒玉医院の院長は、新松戸中央総合病院外科の非常勤医として兒玉医院の休診日である木曜日に肛門外科専門外来と手術を担当していますが、上記のような低〜高難易度な消化器外科手術のお手伝をいしています。それは単なる資格維持だけが目的ではなく、第一線の手術にチームの一員として参加することで、消化器外科医としての嗅覚を維持、研ぎ澄ませることが兒玉医院の診療に活きることを実感しているからです。また、昨今の消化器外科医不足のなか、高貴な志を持って研鑽を積む若手外科医と、一線を退いたとはいえ経験ある外科医が手術室という現場で交流することはお互いにとってブライスレスな経験になっていると自負しいるからです。このような交流が可能なのは、同じ方向性を向いておられる新松戸中央総合病院院長で素晴らしい外科医である松尾先生をはじめとした病院のスタッフ方のご理解とご協力のお陰であることは言うまでもありません。
2030年までは消化器外科専門医として認められましたが、今後も精進していく所存ですので、兒玉医院をよろしくお願い致します。
兒玉医院 院長

令和7年6月22日、馬橋市民センターで市民講座を開催しました。新松戸中央総合病院外科にご協力をいただき、痔と大腸がんをテーマに講演致しました。お陰様で大変盛況で皆様のご関心の高さを実感できました。痔は恥ずかしい病気ではなく身近な病気であること、大腸がんが潜んでいること、そして40〜50歳代の大腸がんが増加していること、大腸がん検診の重要性を解説しました。




